中山宮の下店 笠井 章匡店長

中山宮の下店 笠井 章匡店長

2日間で1000人の人を店に呼ぶ

中山宮の下店笠井 章匡店長

アップルに入社したのは今から16年前。前職は某自動車メーカーで車の開発部門で仕事をしており、営業については全く未経験での入社でした。

入社以来、現場一筋。お店の利益はお客様を満足させたあとについてくるものと、とにかく人(お客様)を如何に喜ばせるかを常に考えて行動しています。4年前から毎年恒例として「ありがとうまつり」を実施しています。昨年は2日で来場者1000名を超し、地元の小学校では「またアップルでお祭りがあるぞ」と噂になるほど。祭りも毎年企画も趣向を凝らして常に新たなことに挑戦し続けています。

アップルは人と人が向き合う場所。買取専門店となると、気軽に来店することはお客様にとって非常にハードルが高いと思います。いくら入りやすい店舗作りを工夫しても、一番の売りである「人」をアピールすることは難しいものです。そこで、「もっと気軽に店舗とスタッフを知ってもらうことはできないかな?」と考え、4年前に「ありがとうまつり」を開催しました。

「ありがとうまつり」では、想像以上の数のお客様に来場いただいたと共に、お客様と一緒に楽しんで笑顔になる事が出来ました。「これは毎年やるべき!」と思い、それ以来、よりお客様が喜んでもらえることを考えながら企画してます。

毎年続けてやることにより、アップルの認知プラス「アップルのお祭り」も地域に認知され、祭りの常連客もできました。祭りで初めて来店され、その後査定にいらっしゃるお客様もたくさんおり、「そういえばお祭りに来てませんでした?」という会話ができ、それだけで商談のアイスブレーキになる。祭りは費用もかかりますし、企画、準備を日常業務をやりながら進めるのは非常に大変ですが、1年に一度、地域の皆様と一緒に楽しめる貴重な日なのでこれからもがんばって続けたいと思います。

アップルとして最低限やらなければならない事、守らないなければならない事はありますが、地域によってそれぞれ地域にあったやり方があると思います。どういうやり方が良いのか?それを教えてくれるのは地域のお客様でしかない。地域に合わせたやり方ができるのが「アップル」で他社と大きな差別化できるものだと思っています。

店舗で行う施策は、お客様に喜んでもらえるかをまず考え、お客様のためになると思う事は、予算の関係もありますが、なるべく実施するようにしています。予算確保のために会社に必死にプレゼンする時もあります(笑)。「そんなことやって効果あるの?」と言われる事もあるが、全てのことはやってみないとわからない。やってみて反省点があれば修正していく。まずやってみる。それが一番大事なことだと思っています。

また、お客様の要望には「できません」ではなく、できるだけこたえるようにしています。タイヤ交換や車検、事故後の車の引き取り、修理工場の斡旋など、お客様のためになることをすることで、後でお客様がお店を助けてくれると信じています。もちろん自分ひとりで出来るわけではなく、会社や周りのスタッフのバックアップがあるから出来る事なので、日々感謝を忘れず取り組んでいます。

今年は春に祭りの開催を企画していましたが、3月11日の震災で延期。次回の開催をいつにするかを含め企画中です。

取材日:2011年9月